NY市場顔出ししてきました #1
秋のJFC展示会に顔出ししてきました。販売支援が目的です。
時差の関係で、金曜昼前に出発して同じ日の夕方に着きます。
飲みに行っただけとも言えますが、情報収集も大事で案外海外で蔵元に会った方がいろいろ聞けることも多いのです。
着いた日は創作的で味も有名な「1 OR 8」これを洒落で日本人は「いちかばちか」と読むことを
期待されています。
後ろで調理している評判マスターのミニチュアがよく似て作られています。
ブルックリンのウィリアムズバーグというファッション性の高い所らしいのですが、夜では店の内装がすっきりしていて好感が持て、店のロゴは相当練ってるな、くらいのことしかわかりません。
翌日はミッドタウンのホテルで展示会です。食品の部屋と酒の部屋に分かれているし、酒にしても、大手、中堅からビール会社まで、多数出展している中で、特に中小メーカーの地酒を増やしてきてくれてはいるようです。自分達の蔵元USグループは会場の一角にまとまってブースを並べます。
いっしょに大手中堅と混ぜ合わせで売ってもらうのは無理なので、物流と販売伝票はこの大手食品卸さんにお願いしますが、マーケティング活動、レストランへの各種提案活動は、蔵元USという、先駆的な蔵元さんが共同出資で作った会社にお願いしているのです。ですから会場内のグループ外のメーカーとは売り方が違います。
今年も来場者が増えました。たぶん営業の方達の招待活動の強化、パンフなど運営の工夫もあったでしょうが、やはり日本食、日本酒への関心の高まりが背景にあるようです。
1000人近くの業界関係者の来場があったそうで、受注もすばらしかったようですが、食品が酒に数倍します。とは言え、大手中堅さんコーナーも入れての話なので、我々の集団分がどの程度だかはその時点ではわかりません。それにしても20年も前にグループを作って、大手食品の米国子会社へ地酒の取扱を働きかけた先人の根性には頭の下がる思いです。その成果へのただ乗りとだけは言われないようにしなければなりません。それにしても、こちらのスタッフは社長から揃ってスポーツマンで、日本から宇宙ステーションのように要員を送り込む形から、働けるビザも取った日本人だけでなく、日系4世、ハワイ=ベトナム系だが日本語堪能と戦力を強化し、しだいに現地化を進めているあたりは、期待が高まります。なお今彼らの間ではプロレスブームのようです。
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