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2015年9月26日 (土)

雲煙模糊で煙樹ケ浜か

和歌山県中部、御坊市の西側、日高川の河口から西側?、太平洋を南に臨んで東西に大きく伸びる浜辺がある。5㎞くらい砂浜がきれいなカーブでほぼ直線に続き、背後に分厚い松林が続いている。海水浴場になっていても良さそうな絶景だが、昔から波が高くて巻き込まれやすいので、海底の地形の関係だろうが、遊泳禁止となっているから、リールを投げる釣り人がわずかに見られるくらいで、本当に静かに眺めているのに良い浜辺だ。碑には、雲煙模糊と昔の画家が称えたから名がついたそうだが、きっと雨上がりの低雲に霞んだ時の眺めのことだろう。今日は曇りで月も見え隠れだ。
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松林は広い幅があるので、自衛隊やら病院、介護施設、ここらの役場といろんなものが余裕たっぷりに散らばっていて、民宿やレストランもある。煙樹という会場が今日の会場だ。
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地元の米を使ったアイテムを作るのに参加したので、少し話をして飲ませてもらった。酒業界外の人に酒蔵とか酒造りとはどんなものかを理解してもらうにはいいだろう。趣味と事業は違うから全部応えてあげられないものの、一度わかれば大量生産品を選択することは減る。地産地消の意識はさらに高まっていくはずだ。


話は聞いてみるもの、そしてたとえ専門外であっても実際に行ってみるものである。原料米の田を見て耕作者の話を聞くと、本やマスコミの書くこととはまた違うことがわかる。
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日本晴の田、3反弱で一枚あるが、和歌山県の田とすれば一番大きいくらいである。
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あと1反強の1枚と合わせて4反以上を日本晴が刈り入れ直前である。あと1カ所8反ほどを、私と同い年の主人が作られているのだが、氏は専業農家ではないし、サラリーマンでもない、大きな売店、そして居酒屋?食堂?の業態のお店も経営している。採れた米は、店とお家の炊飯にも使い、一部は酒にもなって地元で飲まれてしまう。
いろいろ余裕もお有りのようだから、水田耕作は各種オプションを農機具メーカーの提案を採用して付けてるらしく、田植の時同時に、肥料と消毒もやってしまう。夏に草取りはされるようだが、他の商売もこなしながら、これだけちゃんと米が採れるならたいしたものである。どうせ後で反収は聞くだろうが、良さそうだ。
米作技術や機械開発がものすごく進んでいると実感したが、ということは米単体で採算は合ってないだろうが、ここの主人は気にしないはずだ。お店のイメージ作りに活用している。
 酒は売店でも売っているし、経営するお店でも飲まれる。こちらで地域の販売店に卸して売っている。量的に制約はあるだろうが、この循環が成り立つならばまったくの地産地消で付加価値も得ている。
 かくして採算が合わないから供給が減るとは限らない例を見聞してきた。明らかに片棒かついでいるが。
 また週末だが、日曜のイベントに、月曜の圃場廻りと続く。土曜くらいは遊べそうだ。


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