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2015年11月24日 (火)

地酒のレベルは地域の文化力である

連休はかなりの強行軍でドライブしてきました。予定を組んでいるとこうなってしまったのですが、高速道路の整備のおかげで、行かなくちゃ会わなくちゃという課題が解決できました。金沢-丹後-和歌山ー吉野。途中31年ぶりかで天橋立に立ち寄れたのが時間調整の短い空白のひとときでした。
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その前日の金曜の夜、金沢の西茶屋街で息抜きさせていただいていたのですが、朝からの長距離の移動の緊張が昼間のシンポジウムで聞けた内容に見合うものだったのか思い起こしておりました。
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たしかに観光客のインバウンドの最近の動向や予測、リーディングカンパニーの戦略動向、先進事業者の取り組み等、どれも参考になるものばかりではありました。
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また地酒で乾杯条例がどうのというアナウンスもなく、さりげなく日本酒で乾杯できるようにミニグラスに清酒を入れた状態で懇親会の席が既にセットされていたのは大いに参考にすべきでしょう。
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ではありますが、やはり本テル日航金沢の総支配人さんのスピーチ内容に、自分はその日一日の動きの価値を見いだした思いでした。ホテルの内容がその地域の文化水準を示すというもので、あらゆる内容とサービスレベルに細心の注意や高い目標水準を求めるものでした。地域を代表するホテルだという強い自負心と断トツでなければならないというつよい意思が感じられました。
その「ホテル」を「地酒」と置き換えるとどうなるでしょう。
全国条件は違いますが、そう見る人も多いと思います。現実的かつ高い目標を持つ必要があります。いままで散々失敗してきて最近心がけている内的目標がありますが、その思いを強くしたのでした。言い訳をしないこと、自分の限界を自分で設けないこと。


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2015年11月11日 (水)

新酒第一号しぼりました-発売はまだですが

今年の新酒、1本目を上槽(じょうそう)、つまり搾りました。少し蔵の周りの丘も色づいてきており、冬が近づいてきています。月曜、火曜と博多まで出かけていたので、10日の初しぼりには立ち会えませんでした。これは残念なのですが。
和歌山にはない、いい歩道がありました。
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2015年11月 8日 (日)

平成27年度大阪国税局清酒鑑評会

大阪国税局の秋の鑑評会、公開が行われました。
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公開ですから、けっこう一般の、といっても関係業種の方とか、技師先生とか多そうでしたが、利き酒力をあげたいなら、ぜひ行くべきイベントではあります。


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2015年11月 7日 (土)

地元のお米での仕込みもやります 日本晴入荷 

和歌山県中部日高郡美浜町内で栽培されていた日本晴を栽培した人と技術指導のコーチ?が持ってきてくれました。3.3反で28俵、反収約8.5俵。日照不足の気候で収量はやや悪いとのことですが、そんなもんじゃないかと思います。6月10日に田植えして、10月3、4日に刈り入れしています。
きょう検査資格のある和歌山市内の米屋へ持ち込んで、検査を受け、その足で海南の蔵へ到着しました。
検査を受けるには所定の袋に入れねばならないので、詰め替えたりと何やらどたばたがあったようですが、そんな素振りも見せずお疲れ様です。
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全部で56袋、28俵となります。これを蔵の精米場で68%に搗いて、白米1トン仕込みで、今シーズン最後の仕込みでやろうという予定です。
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できたお酒は日高地方で地産地消アイテムとして飲まれてしまう計画です。一部おみやげで観光の方に売れたりもするでしょうが、原料米の栽培地と最終消費地を極力一致させた企画商品です。蔵元として地元とどう向き合うかという課題でもあります。蔵の主力は、県外で原料米産地に直結して優良原料を確保し、設備、技術等総合力で勝負する方を向いていますが、それだけでは地元から切り離された、「日本の銘酒」をめざすことになり、果たしてそれでいいのかという、悪く言えば不徹底、よく言えばバランス感覚の作動で、ここ2年は地元に根ざした造りの姿勢を示すものとして、1本仕込んでいます。
純米酒ですから、酒化率360L/白米トンとして、360Lのアルコールが米から発生し、生で売る分もありますが、16%のお酒にすると約2250L(360×1.0÷0.16)の製品が最大できます。御坊、日高地方の小売店、飲食店でさばれるのかどうか見守るしかありません。

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2015年11月 6日 (金)

もうすぐ1本目をしぼります

11月に入り、今年も酒づくりを始めましたなどと、ローカル版の新聞記事も出るようになりました。こちらはとうに仕込みは始まっていて、あと数日、たぶん10日頃に、今年最初の1本目のお酒をしぼります。和歌山県で一番最初の酒搾り、「上槽」(じょうそう)と言いますが、になるでしょう。商品化するのは、澱を沈殿させ、味を落ち着かせたりで、その後しばらくかかるのですが、もう新酒の季節が迫っています。あとは続々と仕込みが続きます。
酛桶に暖気樽(だきだる)が同時に4本入れられているのは珍しい。
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