地酒のレベルは地域の文化力である
連休はかなりの強行軍でドライブしてきました。予定を組んでいるとこうなってしまったのですが、高速道路の整備のおかげで、行かなくちゃ会わなくちゃという課題が解決できました。金沢-丹後-和歌山ー吉野。途中31年ぶりかで天橋立に立ち寄れたのが時間調整の短い空白のひとときでした。
その前日の金曜の夜、金沢の西茶屋街で息抜きさせていただいていたのですが、朝からの長距離の移動の緊張が昼間のシンポジウムで聞けた内容に見合うものだったのか思い起こしておりました。
たしかに観光客のインバウンドの最近の動向や予測、リーディングカンパニーの戦略動向、先進事業者の取り組み等、どれも参考になるものばかりではありました。
また地酒で乾杯条例がどうのというアナウンスもなく、さりげなく日本酒で乾杯できるようにミニグラスに清酒を入れた状態で懇親会の席が既にセットされていたのは大いに参考にすべきでしょう。
ではありますが、やはり本テル日航金沢の総支配人さんのスピーチ内容に、自分はその日一日の動きの価値を見いだした思いでした。ホテルの内容がその地域の文化水準を示すというもので、あらゆる内容とサービスレベルに細心の注意や高い目標水準を求めるものでした。地域を代表するホテルだという強い自負心と断トツでなければならないというつよい意思が感じられました。
その「ホテル」を「地酒」と置き換えるとどうなるでしょう。
全国条件は違いますが、そう見る人も多いと思います。現実的かつ高い目標を持つ必要があります。いままで散々失敗してきて最近心がけている内的目標がありますが、その思いを強くしたのでした。言い訳をしないこと、自分の限界を自分で設けないこと。
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