大吟醸搾りました
前の日は、一日中私が遠来の方々の応接にあたりました。山田錦の栽培農家の一行もいたのですが、この時期に杜氏に会わせるのは無理です。山田錦も、栽培量が増えたのですが、これは来年以降余る傾向に入っていくかもしれないなという感触があります。ここ1週間だけでも、兵庫以外のこれから栽培量を増やそうという所の農家、米商社、兵庫の農業法人と、けっこうその道の人と話しているのです。日本酒に目が向いてきたといっても、狭い、いろんな意味での領域に限られていて、広く全体で日本酒ユーザーを拡げようという流れになっていないような傾向が見られます。人の商売だから余計なことは言わないに限りますが、ちょっと窮屈に感じてしまいます。
それでここ何年かは、品位は保ちながらも開けた所で行動しているのですが、注目を浴びる舞台からは押し出されているのか、入っていけないのか、これも気持ちの持ちようだなと、自分では普通にやるべきことをやっていこうと思うのでした。それにしても明日はどのルートで移動しようか。
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