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2016年4月20日 (水)

香港から今後の展開を予想する 

最後になったが3月前半の香港のまとめです。
いつものようにタイムズスクウェアのアトリウムで販売のお手伝いをして、まぁ景気づけ程度にしか役に立ちません。連日寿司屋だの居酒屋に飲みに行っただけで、難しい交渉をするとか、何か新しい企画を実現するとか、そんな仕事らしいことはありませんでした。結局空いた時間はただただ歩いていたという印象です。上環の骨董街は見ましたが、錆びた真鍮は気色悪い感覚を催し、仏像仏具や古銭の類は見ていられませんでした。器もいいのは仕舞い込んでいるようだし。文武廟の線香の充満にも辟易するしで、建物の構造もそういい結構とも見えず、華人の線香のあげ方をよく観察できたくらいがよかったと思えるところでした。
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 2階建の市電は安いのはありがたいが遅すぎます。街並みを眺めるのにはいいでしょう。それで歩いたりしながらも思うのですが、香港にはどうしてこんなに貴金属店、時計店、ブランドショップの類が多いのだろうと。周大福や周生生がよく目につきますが、あんなに店舗数が必要とは思えません。ローレックスやオメガもですが。
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その代わり地下鉄は少なくともアジアの大都市でトップだと、あちこち乗ったうえででも思います。大きい、速い、どんどん来る。日本は郊外直通運転とか、路線の充実でトップですが、まったく不案内な外国人にはわかりにくいでしょう。通し番号の駅番号をつけるには路線の種類や規模が大きすぎ、戦前の銀座線や丸の内線には柵もなく古くて遅れた印象も与えます。ですがJRや新幹線、私鉄との乗換の利便性まで入れれば、総合的には日本が鉄道王国だとは思いました。スイカ一枚でカバーできる範囲、利便性は圧勝です。
  まったく香港くんだりまで来て、何で毎晩日本の地酒なんだと、仕事でもあるので仕方がないにもかかわらず思ってしまいます。
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で、インバウンド消費好調、観光客目標前倒し達成、とこれまで報じられてきたのですが、今後どうなっていくんでしょうか。香港の方も特に和歌山への観光が多いとされています。宝飾店が大陸本土からの客でごった返していたのが、今回かなり空いてきているのではないかと思えました。アトリウムの酒販売はなお好調ですが、何でも高い物から売れるのではなく、どうもそのうち実質本位の方向に進んでいくのではないかと、やや希望的ながら観測しています。
 日本に戻り、4月に入ってから大阪の心斎橋にも行く機会がありましたが、どうも通行量がやや減ったのではないかという感じがしました。買付代行業者も出てきて、わざわざ日本まで来て買わなくて済むようになりつつあるらしく、炊飯器のまとめ買いからドラッグストアで薬、化粧品のまとめ買いへと変わっているらしいし、和歌山郊外の、閉鎖した酒ドラッグストアが中国人の買付人の倉庫になって、紙おむつが山積みされている、ホテルの予約がやや取りやすくなった、とか微妙な変化があちこちで囁かれています。
 春節も清明節も終わったことだし、あてにせずに行きたいと思いました。為替や経済構造の変化も気がかりです。

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