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2016年7月19日 (火)

隠れテッチャン

久しぶりにオーソドックスな国内の酒の会に参加してきました。
蔵は5軒くらいですが、利き酒の前後や合間に、情報交換などさせていただきます。どうも全国的に冷蔵庫の建設なんかが進んでいるようです。西日本、山陰各地で50坪、100坪の冷蔵倉庫への設備投資が10数件は確認されています。全国ならもっとすごい数でしょう。物づくり補助金とか、政府の景気対策も影響しているかもしれません。

 往きは飛行機ですが、帰りが飲んでると車に乗れないので、週末だったこともあり、中間の名古屋に泊まることにしました。全く日帰りで飛行機を往復にしたり、新幹線で遅くに帰るとか、いろいろなやり方を試すのですが、どうやら自分は鉄道が好きなようです。途中、時間があれば寄り道して街並みを見て歩くのも大事にしています。これは趣味というのか何なのか。今回は日暮里、三河島の間をわざと歩きます。
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 人間は移動するとそれなりに疲れるものだと思います。それも速度が大きいほど疲労度は大きい気がするのです。帰路、新幹線でなく近鉄で大阪難波に廻りました。
 関空においた車まで、最後はラピートです。どうも隠れテッチャンなのかもしれません。

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2016年7月18日 (月)

北京

酒の輸出について、実際現地の行事に出向いたのは7年前の北京が最初でした。それまでは注文があれば送るだけだった。行ってみて、観光半分でなく真面目に取り組んでいる蔵や、真剣に現地でがんばっている輸入商さんの姿を見て、考えが変わっていたところへ、5年前の大震災があり、しばらく今まで行ってない所を廻ろうと思ってから、海外に足を運び始めたのでした。不思議と北京はその後行かず、久しぶりにやって来ました。今度はまた別な感慨もあったのですが、自分の余裕と機を見て動いていくしかありません。
 ビルや地下鉄の路線が増えたのでしょうが、あまり変わったという印象はありませんでした。こういう国際都市しか行かないうえ、ホテルでのイベントとレストラン、それも日本酒を置いてそうなところの応援に行くのですから、全体のことはそうわかりません。それにしても日本大使館前のホテル内という、北京の中では一番堅い場所を拠点にされていました。
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たぶん21世紀飯店1階 慢走なら黒牛は飲めます。
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まったく東京、大阪などの日本の都市であれ、アメリカ、香港、ソウル、台北、どこであろうと、酒の展示会のやってることは変わりません。今回は通訳が美人で優秀なのは幸運でしたが、レストラン関係者かお酒ファンを中心にイベント会場に来ていただいて、製品を知ってもらい、現地サイドの営業の支援をするだけです。卸業者が、取引先に絞り込むか、消費者まで対象にするか、イベント主催者によるだけの違いはありますが、場所は関係ないという感想です。日本国内でブランド力がずば抜けて高いなら、行かなくても本当はよいと思いますが、やはり百聞は一見に如かずの部分も大きい。だからけっこう多くの蔵が参加するのでしょう。パワー・オブ・プレゼンス、大使館前だけに、ひときわ感じます。 
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2016年7月17日 (日)

窯出し展示をのぞく

 蔵近辺で焼き物の窯が、5㎞ばかり離れたところに備前焼きがひとつ、10㎞ほど山の上に陶芸村、といった密度ですが、今日は近い方が窯出し展をやっているというので、出かけました。
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和歌山市の南東端で海南市との境近く、安原地区の江南(えな)という、自分の家系の縁もある辺りです。

酒器もたくさんあって、料理関係の方がお皿をまとめて買われていました。

居酒屋、料理屋、業態はさまざまですが、お店の演出に使う用途もあるでしょう。消耗品的な面もあるでしょうが、ガラスのグラスが悪いわけではないですが、ベストというわけでもないでしょう。器でお酒の味も変わるといいますから、気に入ったものを買ってお家で飲まれるもよし、か。

最近、いい場所で個展もされているやに聞くので、地元としても応援したいです。

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酒造好適米の需要見込み

アンケートでは5県から山田錦を買うことになっているが、もう1県話が進んでいるので、益々、山田錦のウエイトが高まっていきそうです。雄町は設備と産地側の事情の制約で、増やしにくそうです。五百万石がやや厳しいか、比率低下傾向でしょう。今の蔵の状態ではこれ以上買付量を増やしていくのは見込みづらそうです。
それにしても、販売もそうですが、調達も広域化しているので、蔵の個性を置く力点が、人とか技術、設備、そしてやはり水、が際だって重要になってくると思います。米については、産地との関係の強さや調達力が大事になっていくでしょう。今週以降は米産地との接触が増えていくと思います。

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2016年7月16日 (土)

調査、調査で

農林水産省から酒造好適米の需要調査がありました。
各種統計とか、景気動向とか、大学あたりからの採用予定調査、酒造についての趣味的な個人の調査に至るまで、ありとあらゆるアンケート調査依頼が蔵に来ます。全部答えていると業務の妨げになるのは確実で、どの程度付き合うかが悩ましい。もっと大きい会社なら担当を決めてやらせるんでしょうが、こういうことに人件費を使うのはいやだと思う中小企業の親父は多いはずです。義務的なものを見分けるのが、まず面倒です。せめて回答することで、自分の会社について点検する機会になればいいだろうと慰めるくらいです。しかし協力してくれて当然だ的臭いが感じられることもあります。
 できるだけホームページにデータを掲載しているのですから、会社概要的な部分はアンケート項目に入れるなよと思いますが、大企業や官庁側は、まともな会社ならこれぐらいはきちんと回答する体制を作っていて当たり前だと考えているのではないかと、不満を感じることがあります。コスト競争に晒されていない人達に、上から目線で、趣旨を理解して協力を、と言われると回答意欲が下がります。法的義務がないものはいっさい回答しないという、りっぱな会社も多いのではないでしょうか。わずかなものでも報酬付きというアンケートには、けっこう回答している方です。

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2016年7月15日 (金)

お米の状況を聞き取りする

暑いながら、田が青々と濃く、稲の背も高くなってくるのを見ると少しは元気づきます。
米屋や産地からの訪問もあると、いろいろ聞かせていただくのも、この時期の一種の気晴らしになります。

この1年の米関係のトピックスとしては、当社は初めて山田錦の構成率が50%を超えたことです。20数年見てきた私には感慨ひとしおです。世の中全量山田錦の所もありますが、自分はそういう方向ではなく、雄町、五百万石と、目配りして計画を立てていきたいのですが、やはり普通に言って山田錦が一番使いやすく成績もいいようです。香味の特徴や稀少性で雄町の人気も高まっていると言えます。

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2016年7月14日 (木)

純米酒系比率?、純米醸造比率?

作文していて目につくのは、とうとう昨酒造年度の純米酒+純米吟醸+純米大吟醸の合計、純米(酒)系醸造数量割合が、アルコール分20%換算で、97.8%に達したことだろう。残りのうち、1.0%が、醸造アルコールを使用した、本醸造型の大吟醸です。全国新酒鑑評会に出品するため、というよりも、永年地元で、お客さんが付いていて、それなりに大事だからでもあります。しかも残りの1.2%が、純米とは書けないけど純米醸造の普通酒?ですから、99%が純米醸造比率?と言っていいでしょう。
 ここまでやってきて何で純米宣言しないんだ、とたまに、一部の方から言われますが、今までは、鑑評会で落ちて杜氏達蔵チームが慢心しないようにとか、自己満足に陥らず技術研鑽するためだ、とか、契約栽培で採れた米を全部買うということで栽培を依頼する必要があるから、と答えていましたが、最近もうひとつ答えが出てきました。

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2016年7月13日 (水)

集計、分析、計画

今頃になって酒造年度の製造量や出荷量、使用した玄米の集計がそろってくる。正直なところ経営としてどうなの、という気もするが、皆造しないと全シーズンの合計が出ないから、前の年と比較にならないというわけです。販売、出荷の方は当然毎月わかるのですが、トータルで見ないと今年はどうしようかとかが決めにくいのです。米の場合は、もう見込みで造っている最中に申し込んで行きますから、設備や採用といった中期のテーマのことになります。そういう設備にしても、皆造後、次の造りに入るまでしか工事期間がないので、トータルを見て考えるのは、来年の投資とかになるわけです。何だか悠長だなと思っていますが、見込みでやってしまっても怖いですからね。

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2016年7月 3日 (日)

甲羅干し

蔵の休止期間、人は会議に出たりできますが、設備は、手入れしたり、入れ替えたりとなります。
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タンクを巻いて冷水を流す、ジャケットといわれているもので、タンクの甲羅干しみたいな光景です。
全国を視野に、より高い目標を、といっても、寄って立つ地盤は大事にしたいです。

結局、製造量も設備の限界付近になっていますから、さらに品質向上も目指すとなると、相当のことをやらなくてはならないようで、気が遠くなります。


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