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酒米の契約購買先を今年また1件増やすことになり、稲刈り前に訪問してきました。 鳥取県米子市、五百万石がこれで地元和歌山を含めて4県、この前訪問を受けた徳島を入れて山田錦は6県、自社の調達力の強化がまた進みました。 何やら神話の時代を感じさせる風景なんですが、聞けば太古は海辺だということで、山中では鑪(たたら)製鉄が盛んだったそうで、日野川は古事記で読んだとおり。
こちらの農家とお話をしていると、やはり今の時代何か差別化された強みがないと残れないのかと感じました。非常に機械に強く、つまりメカ好きで、工夫、経営効率に敏感でらっしゃいます。酒米栽培ノウハウの蓄積向上をお願いしたいものです。
車のメーターでは蔵から約340km、製品を売る方も、原料を仕入れる方も、広大な範囲に今や広がってしまいました。田を見渡せば爽快にも感じますが、途方に暮れるような想いもよぎりました。
2016年8月30日 (火) 地酒 | 固定リンク Tweet
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