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2016年12月28日 (水)

年末年始はゆっくり考えよう

地酒の酒蔵について正月も休まずにお酒を造り続けているというイメージがありますが、そうでもありません。
40本程度仕込んだところで、いったん仕込みを止めるのです。明日の留めを最後に、米を洗ったり、蒸したり、麹を造ったりというのはお休みにして、発酵を続けている醪の管理だけにします。それは交替で維持するので、元旦でも2人ほど出てきています。そこからまた仕込み始めるので、都合1週間ほどはペースダウンのようになります。昔は住み込みで休みもなかったようですが、今は但馬からは精米1名だけで、あとは地元通勤です。
そうゆっくりもできないですが、飲みながら将来の構想とかしてほしいものです。
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 こちらは営業以外にもやることも多くて、動けないのですが、やっぱり元旦は先のことを考えるにはいいタイミングです。

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2016年12月23日 (金)

さすがにこの休日は

さすがにこの時期は休日とは言え作業してます。粕切りは特に遅れていました。
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この時期は原料米を一番詰め込んでいる時期だと思います。狭い精米所に積み上げているのは仕方ないですが、作業効率は改善余地ありです。でも見ようによっては、壮観です。
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合間を縫って、糠に混じった小米を、ふるいにかけて取り出してくれています。今年は、何故か小米の相場は高いようです。この作業の経費は今年なら引き合うかもしれません。お酢になるのか、米焼酎なのか経済酒なのかそれはわかりませんが、当社から引き取られていきます。
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2016年12月18日 (日)

やはり社長が決めていくしかないのか

それにしてもやはり社長が決めていかないといけないな、現場からのボトムアップもいいけど、中小企業には向かない発想かも。


酒の仕込み作業は朝やるが、前の日の午後に、桶に入れる蒸し米を洗う。麹は前日麹室から出して、桶の脇まで持ってきておく。準備がよいというか、いかに朝手早くやるかを追求してやり方を、伝統の中で確立しているようだ。
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これは、洗った後、水気をきっている、明日仕込む酒母用の掛け米90kgです。

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これは、その酒母用の麹です。二つを明朝水も入れてまぜ、酵母を加えるわけです。

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2016年12月17日 (土)

雄町入荷、酒粕の袋詰め遅れています

年内で計画の三割くらいお酒はしぼってしまうようで、純米吟醸も山田錦は4本くらい上槽(しぼること)します。
搾ったお酒はしばらくタンクで粕分を沈殿させます。
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ところが雄町という米は稲刈りが一番遅いので、感想、籾すり、検査して出荷となるともう師走もただ中に蔵に到着、これから精米して、枯らし(静置)期間も取れば、洗って仕込みにかかるのは1月になります。
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2月にならないと少なくとも液体にはならない、製品化はそれ以降。つまりこの時期までは前年の仕込み分の冷蔵ストックを確保しておかないと安定供給できない、ということになります。

酒粕を切るのが間に合わない、製品の出荷優先ですからとか、今年も師走の騒動がありますが、一応主力品の出荷はスムーズに行っているようです。


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2016年12月10日 (土)

万葉の歌碑はしばらくご覧いただけません(移設)

弊社工場に冷蔵倉庫を建設するため、犬養孝先生揮毫の万葉黒牛の歌碑を、移設することとなりました。しばらくご覧いただけませんが、ご了承のほどお願い申し上げます。2017年4月末頃には、再設置の予定でございます。
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