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さすがにこの時期は休日とは言え作業してます。粕切りは特に遅れていました。 この時期は原料米を一番詰め込んでいる時期だと思います。狭い精米所に積み上げているのは仕方ないですが、作業効率は改善余地ありです。でも見ようによっては、壮観です。
合間を縫って、糠に混じった小米を、ふるいにかけて取り出してくれています。今年は、何故か小米の相場は高いようです。この作業の経費は今年なら引き合うかもしれません。お酢になるのか、米焼酎なのか経済酒なのかそれはわかりませんが、当社から引き取られていきます。
最も出荷の混み合う時期ですが、近所を歩く用事もあります。注意して物を見れば、時間の価値を高めることができると最近思うのです。
蔵から熊野街道を歩いて300mほど、南に黒江坂を越えた先ですが、いつも見慣れた道しるべの石柱があります。 寛政12(1800)庚申(かのとさる)卯月。今日気づいたのは、「願主 折敷株仲間」です。折敷(おしき)は、縁のついた角盆なんですが、組合(株仲間)が、商品分類毎に相当細分化していたということなんですね。当時の黒江の漆器産業にいかに多くの業者がいて、製造商品別や業態別に分化していたか、これを見るだけでも感じられる、ということでした。
2016年12月23日 (金) 地酒 | 固定リンク Tweet
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