冷蔵庫の床工事が進む
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上の工程から製造シーズンの作業は終わっていきますから、まず精米が終わって片付けに入ります。
フレコンはきれいにたたんで産地に送り返さないといけません。何かの便を待ちます。また秋以降これに入った米が送られてきます。そういう意味でも継続的にきちんと付き合えないといけません。しかしいったい何回の再使用に耐えるのでしょう。
30㎏用の米袋で買うより、60kg当たり100数十円安くなるので、フレコンで買う方が得ではあるのですが、発生する糠や小米、つきあげた白米を入れる紙袋が足りなくなります。白米タンクに入れるほどここの蔵は大きな造りはしていないのです。酒を搾ってできる酒粕もまた大部分はビニール袋を内側に入れて空いた米袋を使用します。結果、使用済みの米袋を買い足すのですが、使ってもいない品種の米袋が使われます。これに白墨で何を入れているか書き付けておく手間が要ります。
蔵開きにあまり熱心でないのは、勝手に一般の方に見せておくと、使っている米の種類に誤解を与えるおそれがあり、きちんと説明したうえでないと、精米所や白米倉庫、酒粕置き場を見せられないためでもあります。無地の米袋を白米整理や粕用に使えばいいという人もいますが、そこまでして蔵開きをしなくてはいけないのかという疑問もあります。今日で精米担当の季節の人が帰省していきます。
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この工事は仕込みをしている倉とは路地を隔てた別ブロックなので、吟醸シーズン等関係なく進んでいきます。
6.外部基礎、布基礎工事です。まず型枠を組んで、コンクリートを流し込みます。
7.外壁を組んで、屋根を貼ります。
外壁はALC軽量気泡コンクリートで、冷蔵庫としては上等です。断熱性能は格段で、ガルバリウム鋼板やサイディングに比べれば倍はしますが、電気代が節約され、長期的には元を引くという作戦です。
8.屋根裏等にウレタンの断熱材を吹き付けます。外壁の塗装と併行します。
9.内部に冷蔵庫のプレハブパネルを組立、固定します。床も低温部は断熱するのですが、これからです。
10.仕上げ塗装で外観はだいたいできあがりです。
11.とはいえ、これまで使用していた海上輸送コンテナがうまく処分できるのか、一部を残してどう利用するのかが大変です。検討、売却活動をしながら進めます。
あと2カ月で完成するかどうかです。
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昨年秋から着工した冷蔵倉庫の建設が進んでいます。
最近の酒造業界ではやる気のある蔵を中心に冷蔵倉庫を建設するところが多く、ミニブームとも言える状況になっています。当社も遅まきながら取り組みました。
補助金の関係もありますが、これを使うと時期的制約も多く、税制等他の手段も活用できるので、経営の機動を優先し、ほぼ仕込み開始と共に着工しています。
1.予定地は倉に隣接する区画です。
2.まず基礎工事のため掘削します。
3.基礎の底にコンクリート面を作り、位置を決めます。捨て基礎とかも呼ばれるようですが、基礎張りのベッドのようなものです。
4.基礎梁を 鉄筋で組んでいきます。
5.基礎ができたら、躯体の組み上げに入ります。
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4月12日、最後の原料米が入荷しました。造りはまだまだですが、シーズンの締めに向かって最初の一段階が始まりました。兵庫六甲農協の山田錦1等37俵がラストでした。
精米場もだいぶ片付いていて、発生した糠、小米が積み上げられてはいますが、随分静かになっています。こちらはもう一息でしょう。
最後の精米が終わり、仲買の人が引取に来てくれれば、すっからかんになるはずです。
それから酒粕も引取りは続きます。こちらは最後の搾りが終わらないとすべてはなくなりません。一部は冷蔵して新酒ができるまでの販売用に冷蔵に廻されますが、大部分は中古の米袋に詰められて仲買業者に送られていきます。長期的には酒粕の需要はダウントレンドですが、今年は甘酒ブームで、酒粕ベースのものの原料として、結構引取意欲は強そうです。
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