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2017年10月 9日 (月)

今シーズンの酒造りが始まりました

10月6日に今シーズン初めて米を洗いました。翌日それを蒸しますが、最初の蒸し米は酒母仕込みに使う麹米です。
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麹室に引き込んで、麹ができあがるまで丸二日かかりますから、9日中に麹が出てくることなります。
ですから9日に最初の仕込みの掛け米を蒸す、翌日最初の酒母を仕込むという段取りで、10日が酛立てになります。
半仕舞いが基本の蔵ですから、1日空けて次の酒母を仕込むわけで、シーズンの始まりの頃は毎日米を蒸すわけではない。酒母室は洗ってタンクを据えていますが、まだ空っぽの状態です。
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今麹室ではたぶん夕方には麹ができあがるのでしょうが、今秋最初の麹120㎏しか入っていないにもかかわらず、部屋の外まで栗香が漂ってくるから大したものです。
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毎日米を蒸すようになるのは13日からくらいです。


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2017年10月 7日 (土)

山田錦の新しい契約先圃場を視察してきました

山田錦を優良品質米で計画量を確保し、しかも災害リスクを分散するため、西日本各地で契約栽培先をこれまでも確保してきましたが、この度、鳥取県の農場にもルートが出来たので、ご挨拶を兼ねて訪問してきました。
因幡と伯耆で因伯?の名水「布勢の清水」が湧く、水も緑も豊かな中山間地帯、鳥取市鹿野町というエリアです。
当面、数反の規模ですが、相互にメリットのある規模まで増やして安定させる必要があります。鷲峰山(じゅぼうせん?)の麓の谷間で、寒暖差があって水も冷たく、高温障害対応力もあり、品質確保の環境はいいと思いました。
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あと一週間か10日くらいで刈り入れでしょう。
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農場も拝見しましたが、相当乾燥等の工程が丁寧で設備も整っていると思います。
興味を引いたのはベテランと後継者としてでもある若手が都会からのアイターン就農であることでした。
今後の展開が楽しみです。


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2017年10月 6日 (金)

製造シーズン開幕

10月6日、今シーズンの酒造りが始まりました。
と言っても、精米はもう少し前から始めているし、清掃、消毒など準備が段階的に進めてきました。今日始めて米を洗うので、明日は初めて米を蒸すことになりますが、だいたいこのあたりが、造りの始まりと考えやすいのです。段階的に本格的な動きになっていきますが、季節で働く人があと一人到着していません。取りあえず製造チームには集合写真を撮ってもらいました。
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まず1本目の酒母麹米から洗い始めるわけで、量も少ないから大吟醸のように少量手作業モードです。
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これから日々、作業量、密度が上がっていきます。


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