外構工事、仕上げの飾り付け準備中
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見ていると不安になるのが建物の傾斜です。わずかでも傾いた家に住んでいると頭痛、めまい、精神への影響など健康に影響するといいます。蔵の貯蔵庫は当社で一番古く、こりゃいよいよかなという具合です。
常識ベースで考えると、昔の建物は敷石を基礎としています。長い時間経過で、敷石の位置ごとで地盤沈下の程度に差があったんだろうと思います。
聞いた話では田辺の方の醤油蔵を解体した古材を組んだ建物で、それが今の位置から100mほど北の方にあったのを、引き家してきたのだいうから相当の古さ、たぶん19世紀前半でしょう。ウチがここに持ってきたのは明治5年前後とされますから、それからでも140年以上か。
屋根の重みもあるでしょう。酒蔵は涼しいのが良しとされますから屋根の土が厚く重いのです。大きな桶をおきますから、柱の間隔も大きい。数年前は桁が1本折れて大騒ぎだった。琺瑯タンクの肩にかかって止まったからよかったものの、人が下にいたら大事故です。
土壁の割れ具合はひずみを感じさせます。多少の補強はしていますが、耐震補強するか、建て替えるか、いずれにせよ、次に大きな雨漏りが発生したら、屋根はトタンに葺き替えることに建築屋さんと決めています。
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親の方針を見て来た方の意見では置いておいた方がいい、という古材や、移動式のへっついさんです。たぶん餅つきには使えるんでしょう。薪が入手できることが前提でしょう。
写真以外にも、8mほどの大黒柱とか看板用の板材その他いろいろあります。
売れないが、買えば高い。代替品はない。運ぶのと実際に使うための加工賃がかかりすぎる。置いておけばいいと言われても、業務の支障にもなる。
景気のいい頃、そういうものに愛着を持つ世代が残っている時期には、内装に活用したい、こちらとしては販売に活用したいという思惑で置いていたようです。使用を考える人も、ただかそれに近ければ引き取ろうということになるので、本来展示棟の補修、充実に使うしかないのです。
直営飲食店をやる気はないし、今の主流は内装にお金はかけませんから、使用を考えてくれそうな所が見つかるのを待つしかありません。
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