日記・コラム・つぶやき

2016年7月19日 (火)

隠れテッチャン

久しぶりにオーソドックスな国内の酒の会に参加してきました。
蔵は5軒くらいですが、利き酒の前後や合間に、情報交換などさせていただきます。どうも全国的に冷蔵庫の建設なんかが進んでいるようです。西日本、山陰各地で50坪、100坪の冷蔵倉庫への設備投資が10数件は確認されています。全国ならもっとすごい数でしょう。物づくり補助金とか、政府の景気対策も影響しているかもしれません。

 往きは飛行機ですが、帰りが飲んでると車に乗れないので、週末だったこともあり、中間の名古屋に泊まることにしました。全く日帰りで飛行機を往復にしたり、新幹線で遅くに帰るとか、いろいろなやり方を試すのですが、どうやら自分は鉄道が好きなようです。途中、時間があれば寄り道して街並みを見て歩くのも大事にしています。これは趣味というのか何なのか。今回は日暮里、三河島の間をわざと歩きます。
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 人間は移動するとそれなりに疲れるものだと思います。それも速度が大きいほど疲労度は大きい気がするのです。帰路、新幹線でなく近鉄で大阪難波に廻りました。
 関空においた車まで、最後はラピートです。どうも隠れテッチャンなのかもしれません。

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2016年6月27日 (月)

父の日からが大変だった

誰かの出費は誰かの収入になる。最近気に入ってるフレーズで、昔流に言えば金は天下の廻り物だ。では休みはどうなんだ。休みを比較的一斉にとる日本で、標準の休日の人達にサービスを提供する人の割合はどのくらいなんだろう。サービス業といっても、いろいろあるな。
今年の父の日は、九州くんだりで、それに従事することになった。
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そこからが、ミニツアー、東京へなだれ込むのだ。
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2016年6月26日 (日)

経営者の仕事を考えよう

従業員、特に製造部がお休みモードに入った後は、蔵元?という職種があるのか、ないのか、季節柄のイベントであったり、効果があるのかないのかわからない事を引き受けることが増えてきます。
端から見れば絶対遊んでるように見えるし、これを仕事と思うようでは、相手に失礼。台湾ビール勉強会ですか。
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どうせ飲むなら台湾の総統・副総統の就職祝賀会(あちらでは就任のことを就職という)に出席しても、日本酒居酒屋へ行くのもそう変わらない、と最近思うようになりました。
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そうは言っても古い知人が連絡を久しぶりに連絡をとってくれたのを喜び、そのまた知人が開業したんだという
焼き鳥店で飲むのもいいことです。結局飲んでるだけじゃないか。

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2015年12月28日 (月)

酒蔵の歳末

今年も暮れゆく、あと3日ほどか。
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コウヤマキを蔵の横の広場へ売りに来るO翁は、高野山を越えてくるのですが、やっぱり暖冬だそうで、雪は積もっていないそうです。
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蔵の方は正月でも酒は発酵し続けますから、「仕込みを切る」というやり方で、休暇を確保します。
今は但馬地方から来ている社員は1人だけで、あとは地元から通っているわけですが、蔵に出てくる人数を三が日前後で絞り込んで、人手のかかる作業をその間休む、言わばペースダウンさせます。
具体的には29日に40何番目かの仕込みの留を終えると次の仕込みを3がにち明けまで延ばすわけです。
と簡単そうですが、麹や酒母もそれに合わせて調整するのですから、けっこう複雑なスケジュール操作のようです。昔は正月でも同じペースで作業は続けていましたが、その方がややこしくなかったのかもしれません。どうせ冬の間家に帰らないつもりで来ていたわけですから。
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そして搾る方も、年末近くに搾って次の上槽は年明けしばらくしてからになるように、発酵工程も調整が要るわけです。
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今年もやったなぁと思うこともありますが、充分なことができなかった部分もたくさんあります。
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酒粕の山を見て思います。
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原料米なんか見てると圧迫感がありますが、来年の課題とか、やる気、インスピレーションを与えてもくれます。ちなみに大きい籠は15俵900㎏入り、小さい方で10俵600㎏あります。

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2015年8月29日 (土)

床工事中

日曜は酒行事で出かけますが、土曜は蔵で事務ができました。金曜まで床を塗って、土日の休み中に乾かすというのは合理的です。壁から上は伝統型の地酒蔵ですが、床だけは食品工場らしくなりました。
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塗装というのも当然奥は深いようで、安いものでは傷みやすく、圧搾室の場合破片が酒粕に混じったりします。傷つきやすいとひびに雑菌等繁殖しやすいとも言われます。また適度な傾斜がないと水はけも悪くなります。
ということで、かなり高い塗料ですが、食品工場用のいいものにしました。見ていると、3種類くらいの資材を使っています。それを何度か重ね塗りするわけです。
 ウレタン系の塗料に硬化剤と防水剤というイメージですが、ミキサーで調合していましたから、社員が空いた時間にできるようなものではないようです。

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2015年8月27日 (木)

車での通行自粛お願い(紀三井寺競技場周辺)

 蔵の前に通行自粛の看板が立てられているのを見て驚くのは当然です。よく見たら、岡の反対側の競技場周辺の話でした。「わかやま国体」がいよいよ近づいてきているのです。あと1ヶ月の段階で看板を立てて廻れということのようでした。
 紀三井寺競技場は蔵から2.5㎞ほどの距離にあり、今回の国体のメイン会場になります。西側を南北に通る国道42号からスタジアム正面に入るのですが、東の裏側は住宅街になっています。蔵からならば歩いて裏口まで同じくらいの距離で行けるはずです。JR紀勢本線「黒江」駅からならば、西に向かって歩いて、2.2kmで裏口というところです。
 県職員と話す機会がありましたが、普通入口(車が通る)は2つある競技場が大抵で、1つしかないのを気にされていました。前回昭和46(1971)年も同じ場所で開催していますから、規模が大きくなっているのでしょう。
 それで自粛してほしいのは、国道沿いの紀三井寺から海南の琴の浦あたりと、競技場の東側の住宅街には入らないでくれということだと解釈できます。とはいえ、きっと蔵の前を通る県道岩出海南線は混雑区間の迂回路になって、混むんだろうなと心配になります。めでたいイベントですから、国体受忍義務を覚悟せよということのようです。
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配達、資材搬入等はやや混乱が予想されますが、特に対策は取らないし取れない、せいぜい迂回路を研究するくらいでしょう。


 

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2015年8月13日 (木)

お盆ですが蔵の方も静かでした

盆前は売店前の広場にコウヤマキだのお供えの花を売りに来たりして、そこそこ賑わうのですが、道も広がったので思ったほど混みませんでした。
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コウヤマキは奈良の奥山から伐ってすぐ待ってくるので、長持ちすると評判です。
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2015年8月 2日 (日)

猛暑をしのぐ

蔵から和歌山へ出るには国道42号へ1㎞ほどで出て、あとはその国道を行くかこれも前回の国体の時できた「国体道路」を行けばよく、30分足らずでだいたい中心部ならどこへでも行けるはずです。
ところが今インターハイが途中の競技場で開催中のため、選手役員の移動で幹線が混雑しており、ご丁寧にマイカーの利用自粛の張り紙まであります。そう、おまけに、紀州よさこい踊りでお城廻りは近づけません。
おかげで、東部の水田地帯を抜け道していくことになります。暑いですが景色が爽やかです。
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さらに今日は足を伸ばして、紀の川沿いを遡ります。川の土手道を散歩する人もいますが、さっきと同じで暑さを眺めでカバーしてますね。
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2015年8月 1日 (土)

街も人も変わっていくな

月末は東京日帰りでした。新橋から虎ノ門までマッカーサー道路を歩きます。東京もタワーだらけになるな、縁ないけど。
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翌日和歌山市内を行きますと、建設中の幹線道路が延びていました。ちょっと東寄りの南北のバイパスですが、東西に走る県道、タマ駅長で有名になったわかやま電鉄貴志川線、そして和田川、この3つをまとめて越えちゃう大きな跨線橋が通行可能になっていました。
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これは感動ものです。
橋の上からだとずっと南まで、智弁学園の岡まで見えます。地方もそれなりに変わっているところはあるんですけどね。
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2015年7月30日 (木)

暑い日の瓶詰めは熱い

ここ数日猛暑です。この暑さの中で瓶詰めはかなりきついどころか危険で、熱中症対策を主任君には時々念を押しています。
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とはいえ、スポットクーラーがそう効果があるとも思えず、その横で熱湯で洗われた瓶や、火入れしたばかりの熱酒が瓶に詰められていくのですから、どうしても暑いのは避けられません。

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埃を大幅に減らす装置を、充填工程の廻りには付けています。カーテンの中へ強制的に濾過した空気を吹き込むのですが、裾から流出る空気が、えらく涼しく感じられます。

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パートさんが集まりにくいとかいうので社員にしてしまいましたが、たしかに大変ではあります。


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